高校の修学旅行先はイタリア!!? ~観光地の古都ローマ、バチカン市国編~
こんにちはー! しゅうちゃんです。
今日は高校生の時にイタリアへ修学旅行に行ったお話をします。
正直いつも周囲の人からは、羨ましい~~って言われるんですが、自慢話にできないくらい10年近く前のお話なので、思い出しながら書いてみます!
それとなんといっても我々日本人には縁がない ”スリ” についてもお話していきます。
目次
いざ、ローマ帝国へ
超高度で翼を広げる巨大な鉄の鳥におびえること約13時間、やっと関空からの長旅を終了しました。ほんとうにエコノミーがつらく、電車とか授業で寝ることができない僕にとって地獄でした。
そんなことはさておき、イタリアと言えば、スペイン広場、コロッセオ、トレビの泉。どれをとっても素晴らしいの一言で、特にアジアから出たことのない僕にとっては、まさに映画の中の世界でした。
コロッセオと言えば、昔人間と猛獣がここで壮絶な戦いをしていたとその時聞きましたが、その驚きよりも、その時代にもかかわらず、コロッセオの中には既に、猛獣用と人間用のエレベーターがあるという事実に驚きを隠せませんでした。
コロッセオ時代のローマ帝国、その頃の日本は縄文時代。打製石器や磨製石器で農業をする、まさに稲作民族そのものの生活を営んでいるときに、コロッセオという、現代でもその大きさに圧倒される代物が既に建造されていたと、、、いや~~~歴史の横並びは感慨深いですな~~~~
今のコロッセオは約半分、地下の姿を露出していてどのような構造になっているのかが覗えます。それにしてもデカい!!!デカすぎるぅ!
その時、聞いたところによると、ほんまはコロッセオは取り壊しの予定が、急遽なしになったそうです。だからバランスが悪い形になってるんですね。納得!
そして一歩足を延ばしてみると。。。
え!これが国?ひそむバチカン市国の領域
バチカン市国、その国の名前を聞くと、中学生の時に”世界で一番小さい国”だと習ったはずですが、まさかそんなに小さいとは、、
国土:0.44sqm (東京ドーム約10個分)
気づいたらバチカン市国の中へ、、パスポートは不要でした。
感覚的には国というか町でした!
その中でも見どころは、”システィーナ礼拝堂”。なんというか、僕はカトリックの学校に通っていたこともあり、システィーナ礼拝堂を耳にしていましたが、目の前の光景に圧倒されました。
そこに入ると、さっきの観光気分が静寂な空気に包みこまれ、一瞬でその虜になってしまいます。
それも美術館で飾られてる額に収められている絵画ではなく、限られた枠を遥かに超越した傑作が目の前に、建物の彫刻を含めると360度のアートが広がっています。
是非日本に帰ってその光景を写真に収めて、家族・友人にこの感覚を感じてほしいと思い、カメラでキャッチしようとしたそのとき、、、、、、
「No! Photo!」
と監視員に注意喚起を受けました。すごく小さな声でも礼拝堂内では雷(いかずち)のように刺さってきました。
友人に写真のことを話そうとしたとき、
「Don't talk!」
またもやびっくりしてしまいました。
礼拝堂を後にしたときに、思い出したのは、監視員が止めるも止めないも、僕は写真を撮りませんでした。
その写真の枠に入るならまだしも、これは写真ではなく、実際に来てこそ価値があります。
旅行の価値は実際に訪れてこそですね!思い知らされました。
本当の”スられる”恐怖
”スり”とは僕ら日本人には無縁ですよね?正直なところ、警戒心が強い僕にとってスられたことなんて一度もないんですが、イタリアではスりかけられました。
マクドナルドにかばんとか持ち物で席を確保する方!要注意です!
それはもう「どうぞ私の荷物を持って行ってください!」と言っているようなもんです!
そこまでは皆さん聞いたことがあるかと思いますが、その先です!
道を歩いていると、一部のイタリア人の物売りが話をかけてきました。オランウータンでも明らかにわかる偽物とやら(腕時計)をイタリア語で売り付けてきますが、それは序の口。。。
「How much is it?」
と1人の友人が悪ふざけで話しかけに行ったところ、試着させてもらったり英語もわからないのに話をしていたりしてました。
数分後のこと、その友人の後ろポッケから住人(財布)が誘拐されてたことに気づいたのは、、、そもそも、後ろポッケは危険だなあ
なんとも僕たちが周りで目を話していたほんの一瞬だと思います。友人曰く、話している途中に人とぶつかったそうです。おそらくグルです。
本来スりの認識は犯人は一人だと思い込んでいる方が多いと思いますが、うじゃうじゃいる国ではグループでの犯行が多いみたいですね。
中にはモデル級のブロンド姉ちゃんが男性観光客の目を引いてるときにもう一人のグルがその男性観光客のバッグをお持ち帰りするとか。ブロンドにあこがれを抱く殿方!充分にご注意を!
皆さん!グローバル化で国間の壁が溶けている昨今、マクドで自分の大切な相棒に席を確保してもらうのは控えましょう。
ラテン系から見た東洋人
「きみ!彫り深い顔しとるな~、ハーフですか?」
ハーフがここ最近で差別用語になっていることにもおどろき!ハーフではなくミックスが好ましいらしいです。
話に戻りましょう!僕はよくさっきのセリフをよく耳にします。まあもちろんウスターソースみたいな顔をしてるので勘違いされがちですが、その顔もイタリアに行くと、
「ニーハオ」「アンニョンハセヨ」「コンニチワ」
とまあビンゴ!やはり同じなんですね!
しかし我々も同様に彫り深い白人の方を見かけると英語で話しかけてしまいますよね、それと一緒なんだな~
それ以外にも、街を歩いていると、いろいろな人から写真を撮ろうと声をかけられたり、「チャオ!」とあいさつをされたりします。
恐らくその時制服を着ていたこともあり、おまけに東洋人の面孔をぶらさげていたからなのか。。。!?
結果を言うと、イタリアでは道行く人にとって、僕たちアジアの学生(僕は既に過去です)は少々珍しい人になれます。(必要条件:制服を着る事)
以上が高校生の時のイタリア旅行記ですが、いかがでしたでしょうか。
一番印象に受けた内容を頭の引き出しから抽出しました。
ほとんどが自分の気ままに書いた内容ですが、最後まで読んで頂き感謝です。
また次回もお楽しみに~~!
しゅうちゃん